パソコンによる肩こり首痛の各種治療法と
自分で姿勢矯正での改善・解消方法との比較
肩こり、首や背中にはり・痛みが発症した場合、頭に浮かぶ治療法がいくつかあります。
下記の1〜6治療法と、自分自身で姿勢を矯正する運動で肩こり首痛を改善・解消する
方法を比較し、それぞれの効果的な点と、ウィークポイントをまとめました。
各種治療方法
1.マッサージ院
【効果的な点】
こり、はりや痛みがある箇所を、直接揉みほぐす
ことにより即効性のある緩和が得られます。
【ウィークポイント】
こり、はり、痛みがある箇所そのものに原因がある訳でないので、そこを揉みほぐされても、一時的、表面的な症状の緩和にしかなりません。
「パソコン使用時の姿勢による体への負担と肩こり首痛発生の仕組み」のページでご案内したとおり、負担により緊張し縮んでしまっている箇所の緊張を解消しなければ改善されません。それを見抜いて施術してくれるマッサージ院を選んでいかなければなりません。そのようなマッサージ院を見つけ、通院することは結構な労力が必要で、
負担になります。
なにより姿勢が改善されなければ、体への負担は解消されず、パソコンを使い続けるかぎり肩こり、首痛が再発することになります。
2.マッサージ機器を購入し自宅で使用
【効果的な点】
こり、はりや痛みがある箇所を直接、揉み解すことにより即効性のある緩和が得られます。また、毎日継続的に、気軽に実施できます。
【ウィークポイント】
やはり、こり痛みがある箇所をマッサージ機器で揉みほぐしても、表面的な症状の緩和にしかならず、
少し時間が経てば、こり痛みを覚えることになります。どこが緊張し縮んでいるのか見極め、
その箇所の緩和を図らなければ症状は改善されません。
またパソコン使用時の姿勢を改善、矯正する機能は通常マッサージ機器等には無いでしょう。
3.整体・整骨院
【効果的な点】
骨格の歪みを矯正する=姿勢を矯正することは、肩こり首痛に有効な治療です。緩和の即効性も期待できます。
【ウィークポイント】
人体には「恒常性」という働きがあり、外的または内的要因で変化を加えられても
一定の状態を保つようになっています。つまり、整体により一気に姿勢を矯正されても、
また元の状態に戻ってしまうということです。
ですから一度の施術で改善されたようでも、
継続して施術を受けないと姿勢は改善されません。つまり費用もかかります。整骨院の場合は
健康保険で負担額は減りますが、いずれにしても原因を的確に診察し、施術してくれる腕の確かな先生を
探して通院することは実は大変な労力です。
4.内科医院などで診療を受ける
【効果的な点】
病気の症状のひとつとして肩こりや首痛が発症する場合もあります。その場合、マッサージや骨格、
姿勢矯正しても解決になりませんし、それどころか、見過ごすと更に病気が進行してしまうことにもなります。
原因が他の疾患にないかを確認するためにも、一度受診されることをお勧めします。
【ウィークポイント】
肩こり首痛の原因が姿勢の崩れに在る場合、即効性のある治療は期待できないかと思われます。
5.薬の服用
【効果的な点】
負担により緊張し縮み、周囲を引っ張り歪みの原因を起こしている箇所を緩めれば
肩こり首痛は改善されるわけですが、人間は緊張して縮んだ箇所を自分の意志で緩めることは出来ないそうです。
筋弛緩剤などの薬は神経ほかに作用して緩めてくれます。最近は市販でも在りますが、効き目の強い薬は、
通常は医師の処方により入手、服用することになります。
【ウィークポイント】
目的の箇所以外にも作用し、たとえば内臓の動きも抑えてしまったり、副作用として眠気を催したりしますので、
別の意味でパソコン作業に支障があるかも知れません。
薬の服用を止めたときに、まだ姿勢が崩れていれば肩こり首痛の再発が避けれない可能性が大です。
6.湿布、シール式鍼など自分で貼付
【効果的な点】
こり、痛みがある場所に貼ることによって、症状の緩和が図れます。
【ウィークポイント】
肩こり、はり、首痛発症の箇所に添付しての症状の緩和は表面的で一時的なものにしかならず、原因の解消、症状の改善にはなりません。
また、そもそも原因箇所を自分で見極めるのは、かなり困難です。
自分で姿勢を矯正して肩こり首痛を改善・解消する方法について
【効果的な点】
@原因箇所を特定する必要はありません
緊張して収縮している箇所を特定する必要はありません。姿勢全体を矯正する
ことで、原因箇所に負担がかからないようにし、緊張を緩和していき
それによって、こり、痛みを改善します。
A人体の恒常性に対応できます
矯正しても元の崩れた姿勢に戻ろうとする体に対し、日々繰り返すことで
少しずつ良い姿勢を覚えさせていくことができます。また、意識の上でも
良い姿勢を認識できるようになります。
B費用と時間を節約できます
健康保険が適用できない施術の場合、治療費の負担は大きく、また健康保険が
使える場合でも回数重ねることによって、結構な金額になります。
また通院の為に費やす時間、労力も負担です。行けない場合もあるでしょう。
自分で行う、たとえばストレッチポールを使う場合はその購入代だけで
自宅等いつもの生活の場の実施できますので時間もかかりません。
【ウィークポイント】
正しい方法、要点を抑えて実施しなければ、効果が期待できません。
【解決手段】
ストレッチポールを使う場合、特別な知識や技術は
不要です。ストレッチポールが正しい方法、
要点を抑えることを手伝い、導いてくれます。
逆にこのようなツール無しで、自分で姿勢矯正運動を正しいフォームで継続して実施することは、実際、難しいと言えます。
ストレッチポール利用の簡単さは、こちらの画像でご確認ください
※このサイト内ページにリンクしてあります
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